
Git + GitHub + VS Code の使い方
情報工学を学び始めて10年。
ようやくGitの片鱗を垣間見た。
現代日本においてGitを扱う際にターミナルを使う必要はほぼない。
Visual Studio Code(以降VS Code)を使えば非常に簡単にGitを操作できる。
Gitを扱う際には「GitHub」、「Bitbucket」といったリポジトリ管理ツールを利用すると便利といわれている。
常人にはその違いは到底理解できないため有名な「GitHub」を使う。
したがって、「Git + GitHub + VS Code」の組み合わせで簡単にGitを扱うための必要最低限の方法を記す。
1. 1組織につき1回やること
- Githubアカウント作成
1.1. Githubアカウント作成
以下のアドレスからGithubアカウントを作成する。
メールアドレスが必要。
3分で終わる。
はじめにユーザー名、パスワードを設定する。

テストを受けて人間であることを証明する。

その後、適当に質問に答えて登録したメールアドレスに確認用のメールが来たらクリックして終わり。
2. 1PCにつき1回やること
- VS Code インストール 
- Git インストール 
- Git 設定 
2.1. VS Code インストール
VS Codeの公式サイトからVS Codeのインストーラーをダウンロードする。

Windows10の64bitを使っているので、
「Windows」の「User Installer」の「64bit」を選択する。
LinuxやMacの場合はそれぞれ対応したやつを選ぶ。
ダウンロード後、実行してインストール。
何も変更せず「次へ」「次へ」と連打して「インストール」して「完了」。
2.2. Git インストール
Gitの公式サイトからLatest Sourse Release をダウンロード、実行。
基本デフォルト、以下3箇所変更.
- Select Distination Location (保存先)
Pathに空白が入ると面倒事が起こるようなのでC:\Program Files\Git から C:\Git に変更。
- Choosing the default editor used by Git (使うエディタ選択)
「Use Visual Studio Code as Git’s default Editor」を選択
VS Codeを使わないならデフォルトのやつ
- Configuring the line ending conversions (改行コード変換設定)
「Checkout as-is, commit as-is」を選択
他のを選ぶとGitが気を利かせてファイルの中身をいじったりするらしい。
知らないところで変なことになったら嫌なので控えてもらう。
- 確認
コマンドプロンプトを開き
| 1 | 
 | 
のようにバージョンっぽいものが表示されたらインストールに成功している。
2.3. Git 設定
インストールしたGitにユーザー名とメールアドレスを登録する。
コマンドプロンプトで、
| 1 | git config --global user.name "Namae" | 
これをしないとCommitできない。
3. 1プロジェクトにつき1回やること
- GitHub リポジトリ作成
テスト用に「test.txt」の入った「gittest」フォルダを用意した。
こんなの↓

これをVS Codeで開き、以降の作業を行う。
3.1. GitHub リポジトリ作成
- Source Control(Git操作するやつ)を開く
丸が3つ繋がってるやつを押す。

- Publish to GitHub
「Publish to GitHub」を押すと認証のためにブラウザが開く。
既定のブラウザがInternet Explorerだと認証に失敗する。
(VS Codeのバージョンが古いと「Publish to GitHub」がないのでアップデートする)

認証のためにGitHubのユーザー名、パスワードを聞かれる。
聞かれないこともある。
認証成功後、リポジトリを「private」にするか「public」にするか選択する。

公開したければ「public」、そうでなければ「private」にする。
GitHubを見るとちゃんとファイルがアップロードされていることが分かる。

4. 何度もやること
- Stage
- Commit
- Push
最低限この3つだけ。
4.1. Stage
Addと呼ばれることもある。
後のCommitのときに、StageされたファイルだけがCommitされる。

「Changes」の右の「+」を押すと全てのファイルがStageされる。
ファイル名の横の「+」を押すとそのファイルがStageされる。
4.2. Commit
その時の状態を保存できる。
メッセージも一緒に残せるので変更点を書いたりする。

チェックマークを押すとStageされてるファイルがCommitされる。
チェックマークの下のテキストボックスにメッセージを書く。
4.3. Push
今の状態がGitHubに送られる。

「…」を押すとメニューが開く。
「Push」を押すと「Push」される。
GitHubを見るとちゃんと更新されていることが分かる。





