格付けチェック「ジャンプ新連載」
真のジャンプ読者であればジャンプ新連載の1話を読んだだけで何話連載するか分かるはず。
週刊少年ジャンプ新連載の1話だけを読んで何話連載するか当てる。
お正月の恒例行事なのでお正月に結果をまとめたい。
といつも書いていたがすっかり忘れていた。
そのうちまとめるか来年に持ち越す。
詳細は第1回に書いてある。
1. ルール
- 週刊少年ジャンプで連載開始した作品が何話連載するか当てる
A (51話以上)B (21~50話)C (20話以下)の3つの中から選択する- 新連載1話だけの情報で判断する
2. 第13回「あかね噺」
2.1. 概要
あらすじ
その身一つと噺だけで全てを表す、話芸の極致――「落語」。
この究極にシンプルなエンタメに魅せられた噺家・阿良川志ん太と、その娘・朱音。
真打昇進試験に挑む志ん太、その一席を目の当たりにした朱音が歩む、噺家の道は――
噺家たちが鎬を削る本格落語ものがたり、開幕!!週刊少年ジャンプ - 週刊少年ジャンプ
今年初の新連載。
「PPPPPP」に次いで文化系漫画2つ目。
2.2. 感想
- キャラクター
- 阿良川志ん太
真打ち目指して頑張っていたが昇段試験で破門される。
かわいそう。
多分2話以降はほとんど出番無いだろうけど良い人だった。
初速が重視されがちなジャンプの新連載で1話丸々使って主人公のお父さんの話するのは勇気がある。
- 阿良川一生
当代一の呼び声高い落語家。
昇段試験を受けた人を全員破門させる。
こわい。
もし作中で落語をみせる機会があるならハードルが高すぎて心配。
- ストーリー
- 破門
朱音が噺家の道を進んでいくというのが漫画のメインだと思うがそれよりお父さんの破門の方が気になる。
お父さんだけが破門になったのなら作中の落語描写の中に阿良川一生さんの気に入らないポイントがあったのでは?となるが、実際は描写の無い人たち含めて5人全員破門されてるので理由が読めない。
破門の理由に関しては誰もが気になるところなのでそのうち説明はあるはず。
そこで納得させられるような理由が来てくれたら嬉しい。
そうでないと阿良川一生さんがただの迷惑な人になってしまうので重要なポイント。
- 演出
65ページのこのふきだしの表現好き。
2.3. 予想
落語の描写が面白い。
阿良川志ん太さんが人物描写を得意としていることが絵から伝わってくるし、良い感じに周囲の解説が挟まるので知識が無くても凄さが分かる。
1話の中で家族や阿良川流の人たち、複数キャラの関係を描写しつつ志ん太さんが試験に挑戦して破門するまでをきれいに収めていて密度が高くて良い。
今回のお父さんの話を読んだ後だと娘の朱音さんも応援したくなる。
ただあの惨状を見た後に落語の道に進んでほしくはない。
落語の上手い下手を漫画で表現するのは難しいように思えるが1話の感じだと期待できる。
阿良川一生さんを倒すまでは続いてほしい。
話数は
絵も話も上手で先が気になる。
ジャンプでは珍しいテーマなので長く続いてほしい。
(2022-02-27 追記)
2話目を読んだ時点での予想話数は
お父さんが再就職してて安心した。
2話の時点で朱音さんの落語が見れないのは遅い気もする。
(2022-03-01 追記)
3話目を読んだ時点での予想話数は
やはり落語描写が良い。
3. リンク
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