Twitter API v2の使い方
Twitter API v2
は大きく分けると2つ、
ツイート
ユーザー
2つの情報が取得できる。
以前はツイート検索をしたかったためツイート取得機能を使用した。
今回はユーザー情報に関する以下の機能を試す。
機能 | 説明 |
---|---|
User lookup | ユーザー名かユーザーIDからユーザーを検索する |
Follows lookup | ユーザーIDからフォローしてる・されてる人を取得する |
Manage follows | ユーザーIDからフォロー・フォロー解除を行う |
公式から引っ張ってきただけ。
https://developer.twitter.com/en/docs/twitter-api/early-access
1. 実験
Twitter API v2
を使用して任意のユーザーアカウントの情報に加えて、フォロワーのユーザー情報を取得する。
ソースコードは後述する。
またTwitter API
自体の使い方については以下の記事に書いてある。
- 実験対象
自分のTwitterアカウントで実験する。
1.1. User lookup
User lookup
の機能を使うとユーザー名かユーザーIDからユーザーを検索して、その情報を取得できる。
勘違いしやすいがTwitterには名前(name)とユーザー名(username)の両方が存在する。
@の後に続くものをユーザー名と呼ぶ。
ユーザーID(id)に関してはプロフィール上には表示されず変更もできない。
User lookup
により取得できるユーザー情報について、
このアカウントのユーザー名「@CircleKENdotNet」から得た情報を例として以下の表により説明する。
種類 | 型 | 説明 | 例 |
---|---|---|---|
id | string | ユーザーのID | 4790312834 |
name | string | ユーザーの名前 | KEN |
username | string | ユーザーの名前(@の後のやつ) | CircleKENdotNet |
created at | date (ISO 8601) | アカウント作成時刻 | 2016-01-20T 20:43:52.000Z |
protected | boolean | 鍵アカウントかどうか | FALSE |
withheld | object | 地域の法律により表示が差し控えられているプロフィールの詳細 | |
location | string | 地域 | |
url | string | url | URL省略 |
description | string | 自己紹介欄(bioとも呼ばれる) | 「プリティーシリーズ」の新アニメ「キラッとプリ☆チャン」 4月8日より毎週(日)ごぜん10:00~テレビ東京系6局ネット、 毎週(火)ゆうがた17:29~BSジャパンにて放送! |
verified | boolean | 公式アカウントかどうか | FALSE |
entities | object | 埋め込まれているurlの情報 | {‘url’: {‘urls’: [{‘start’: 0, ‘end’: 23, ‘url’: ‘URL省略’, ‘expanded_url’: ‘URL省略’, ‘display_url’: ‘URL省略’}]}} |
profilel image url | string | プロフィール画像 | URL省略 |
public metrics | object | フォロー数、フォロワー数、ツイート数、リストに入っている数 | {‘followers count’: 780, ‘following_count’: 0, ‘tweet_count’: 41, ‘listed_count’: 7} |
pinned tweet id | string | 固定ツイートのツイートID |
「location」は住んでる場所を登録してないので空欄。
プロフィール上に表示される情報以外にも「id」や「listed_count(リストに入れられている数)」など普段見えない数字も見える。
なぜかヘッダー画像は取得できない。
1.2. Follows lookup
Follows lookup
の機能を使うとユーザーIDからユーザーを検索して、そのユーザーのフォローしてる人かされてる人のユーザー情報を取得できる。
取得できるユーザー情報はさっきのUser lookup
により取得できる情報と同じ。
ユーザーIDが分かればいいので、別に自分のアカウントでなくとも任意のアカウントのフォロワーの情報が取得できる。
これによって780人のフォロワー分の情報が取得できた。
2. コード
Twitter API v2
によりユーザー情報を取得してCSVファイルに保存するコード。
2.1. User lookup
1 | import requests |
2.2. Follows lookup
フォロー、フォロワーの取得は1リクエストにつき最大1000件までしか返ってこないのでnext_token
というものを受け取って続きから再リクエストする必要がある。
以下のコードはその辺も組み込んで一度に1001以上のユーザー情報を取得できるようにしてある。
15分あたり300リクエストまで許されるので30万件までなら一度に取得できる。
1 | import requests |